はりのすけブログ


「運動能力が高い」「運動神経が良い」と言うのは、遺伝的要素ももちろん有るが、環境要因もかなり有ると思う。

運動習慣の無い家庭は運動習慣の有る家庭に比べて、運動する機会はかなり違うと考えられるからだ。

なぜ運動の機会が少ないと運動能力が良くならないのか?

運動とは脳でするものだからだ。

脳が筋肉に指令を出して、体が動く。
だから、この指令が上手く出せる人が、「運動能力が高い」「運動神経が良い」という状態になる。
指令を上手く出すには「回数」が必要になる。
脳は神経細胞が繋がってネットワークを構成している。
このつながりは回数を重ねれば、重ねるほどしっかり繋がりスムーズに指令を出せる。
だから、運動の機会が少ないと脳から筋肉に行く指令が少なくなるため、指令が上手く行かないのだ。

だから、運動能力が高い人はシンプルに運動回数が多いということが言える。
逆に言えば、この指令を増やせば、運動能力は高くなると言うことになる。
特に神経の発達が著しい乳幼児期に運動回数が多いと運動能力が高くなる可能性が高くなる。

よく「運動」と「勉強」は別っていう人がいるが、実際は両方脳によって行われているのである。
人間のように動けるロボットが未だに出てきていないように、運動はかなり複雑な指令を出すことで動いている。
なので、運動出来る人が勉強できないのは、ただやりたくないだけなのでは無いかと思う。
運動することで、脳が活性化されるため、むしろ勉強が出来るようになることが期待できる。
運動後に勉強することをオススメしたいと思う。

また、脳トレするなら、運動するのが手っ取り早い方法であるとも言える。