健康のためには歩くのが良い!
僕もそう思います。
ただ、よく新聞や雑誌に書いてある歩き方というのがいつも気になります。
例えば、
• 上半身を真っすぐに保ち、視線は落とさずに正面に。
• 背筋を伸ばして腕を振る。
• 脚の付け根を意識して、太ももなどの筋肉を動かして大きな歩幅で歩く。
周りを見ているとこれを真面目にやろうとしている人を見かけます。
そういう人はほとんどの場合、体の動きがギクシャクして見えるのです。
原因は、意識することが多すぎるのでは無いかと思います。
上半身、視線、腕、脚の付け根、太ももという具合です。
結局のところ、全身を意識しろって言っているのと変わらないのです。
人間の意識をするのは、多くても3つぐらいが限界だと思います。
そして、細かく意識すればするほど、動きにまとまりが無くなり、ギクシャクして見えるのではないかと思うのです。
もちろん、間違ってるわけではない。
上手く歩いている人は、実際にそういうように歩いているように見えるのです。
でも、上手く歩いている人は、これらのことを意識しては歩いてはいないのです。
では、どうすれば良いか?
意識することを減らして、段階を分ければ良い。
1つのことを意識して、それが出来るようになったら、次という感じです。
そして、意識することをシンプルに。
ステップ1 前を見る
下を見て歩くと頭の重さで重心が前に行くので、不安定でコケやすくなったり、姿勢が悪くカッコ悪く見えます。
シンプルに前を見て歩くだけで、歩くのが楽になりますよ。
ステップ2 肩を下げる
肩が上がると体幹との連動性が悪くなるので、腕をいくら振っても意味がないです。
肩を下げると腕と体幹がつながるので、腕を振れば、歩く助けになります。
そもそも、腕を振ることはあまり意識せずに自然と振れるぐらいで良いです。
ステップ3 仙骨を後ろから、押される感じで歩く
体の重心は仙骨のあたりにあり、歩くには、重心が移動して、足が自然と出る感じがよいです。
足が先に行くのではなく、体が先に行く感じです。
そうすると体の負担が減り、楽に歩けます。
ステップ4 かかと着地をやめよう
ステップ3まで出来るとかかと着地しにくくなっているはずです。
なので、かかとで着地せずに足全体もしくは体が全体で衝撃を吸収してあげるとよいです。
かかと着地をすると膝にダイレクトに衝撃が来るため、膝の負担になります。
今の僕が思うポイントはこんな感じです。
運動強度は健康増進という観点から考えると1日1回軽く汗ばむ程度の運動がオススメです。
血流が良くなって代謝も上がり、より楽に生活出来るようになりますよ。